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いま未体験ゾーンへの突入


先週からの流れで、X1のお話でも。



月刊マイコン1982年12月号


あら、これは?




月刊マイコン1982年12月号のX1紹介記事。この号は他にもMZ-700、JR-200、パソピアミニ、PC-9801も紹介されているんだけど、このX1が一番熱がこもってる気がする。例えばこんなところとか。



月刊マイコン1982年12月号


ふむふむ。確かに読んでみるとそんな印象を受けますね。




PC-8801に比べてキーボードのケーブルが丈夫!から始まって、売りのPCG機能、コマンド豊富なBASICと、さらにそれらがPC-8801より速いと感動しきり、って感じ。




なんで比較対象がPC-8801なの?時期的にFM-7はないかもしれないけど、FM-8とかは?




FM-8との比較もちょろっとあるけど、この記事書いている人がPC-8801ユーザーなのよ。




ホビー目的でPC-8801を買っているとしたら、X1の機能には心を奪われるのは当然というか、かなりの衝撃だったろうことは想像に難くない。だからこんな熱のある記事になっているんだと思う。




PC-8801はもともとビジネス用ですし、一年以上前の機種なので比べるのは可哀想という気もしますね。




X1愛にあふれる記事なので、あばたもえくぼというか、そういう記述もあったりで見ててほほえましいよ。




例えばRS-232Cが付いてない事については「これは付いているマシンのユーザーでも、ン百人に一人くらいしか使用してない現状から考えると、もっともなことかも知れません。コストダウンにつながるわけですから、良いことと考えてもさしつかえないでしょう」とか。




PC-8801には標準で付いてるんですね、RS-232C。




あと、X1はBASICで空白を詰めて入力できるんだけど……




10 PRINT A を 10PRINTA って入力できる事ですか。PC-8801のN88-BASICでは出来ない事ですよね。




「NECにも工夫してくれ!と言いたくなってしまいます」とかなり手厳しかったり。




この、空白を詰められないっていうのはJR-200の紹介記事でも不満点として挙げられてますね。




今から考えるとなんでそんなこと……って思うんだけど、実際プログラムリストを入力する際に空白無し入力に慣れてると、確かにいちいちスペースバーを押すのは面倒に感じるのかなと、以前PC-8001やPC-6001のBASICリストを入力しながら思った。




そんなX1礼賛記事なんですけど、弱点も最後に指摘してます。それはBASIC使用時のフリーエリアの少なさ。




「最後に、とても重要なことですが、フリーエリアがとても少ないのです。プログラムと変数、合わせて20キロバイト弱です。PC-8801のプログラム32K、変数24K(ディスクでは13K)というのに比べると、とても少ない!の一言です。」




……確かにとても重要な事のような。




もちろん、さっきの空白を詰めるといったプログラムを小さくする方法がたくさん用意されているからとか、ディスクを使えば……とフォローも入ってるけどね。




ということで、結論としてはホビー用としては最高ということで締めくくられています。確かに当時は憧れのマシンだったな~




この、ゲームを作ってくださいといわんばかりのX1の登場とユーザーの熱気が、この後質の高いアーケードゲーム移植へと繋がるのかなと思った、X1の紹介記事でした。




過去ネタ


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No title


>> なんで比較対象がPC-8801

初代88ユーザーが新型機を試用…というだけで、複雑な心理が垣間見えますね(^^;
あと同じZ80機だし、何かと比較されちゃうのは当時のNECの宿命かと…(-_-)。

>> RS-232Cが付いてない

RS-232Cに関しては、FM-8から7になった時も碌に使わねーからとカットになりましたし、
当時の高くて貧弱な通信環境が必須の人はオプションで…という方が合理的ではありますよね。

ちなみに88のRS-232Cは安物で、スペック上のフルスピードで通信すると
文字落ちが多発する為(・o・)!、大半はソフト側で速度を半分まで落としてたとか聞きました。

とは言え、例えば同時期のMZ-80B用純正RS-232Cボードが定価5万(!)もした事を考えれば、
(2系統搭載でフルスピード通信可と、性能は段違いなのですが)
NECの、安物でもとりあえず標準搭載しておく、という方向性はアリかとも思いました(・_・)。

88は他にFDDやプリンタのI/Fも標準で載ってて、追加投資が少なくて済むんですよね。

>> それはBASIC使用時のフリーエリアの少なさ。

それは激しく同意ですね、確か23KBくらいでしたっけ?
MZ-2000が43KBだったので、特に驚いた覚えがあります。

まあMZの場合はモノクロな上にPRINT USINGすら無いので、同じ事をやろうとすると
より長いルーチンが必要になるから、結果的には大して変わらないのかな?とは思ったのですが、
それでも少なすぎやろハドソーン!と…PCやFMだって32KBくらいは確保してましたしね(^^;

TVコントロールとか、PCGやPSG命令にメモリ食ったんでしょうか?


ところで…この月刊マイコン特集でのMZ-700記事、動作クロックの項に、
実質クロックと称して88や80の衝撃的な数値が並んでて驚きました(^^;
実際にベンチでも取ったんでしょうか?最初は誤植かと思いましたぜ。

この時代の雑誌は皆、ライターさんがちくちくNECに皮肉言ってて笑えますね(^^;

No title

「未体験ゾーンへ」・・と聞くと初代ソアラ(1981年 Z10型)を思い出してしまいます。

当時は(今も?)クルマに夢中だったのでパソコン(マイコン)よりクルマに関心がありました。
(・・・とは言っても免許持っていない中学2年です1981年→歳がばれる)

私がX1を(中古で)購入したのは、1985年でした。
購入候補として(スペックが近いものとして)X1の他にFM-7,FP-1100だったのですが、PC-8801系は候補に無かったのはなぜだったのだろう。全然憶えていません。
FM-7は前記事に書かれている通り、テキストRAMが無くグラフィックと重ねられませんでしたね。
そして、無骨なデザインがどうにも好きになれず却下(←そこで決めちゃうの?当時のオレ)
FP-1100もグラフィックとテキストの関係は同様だったと記憶しています。
(FP-1100もPCG機能(単色)があったような記憶があるのですが、どうだったのでしょう?)
そんな訳でFP-1100とX1とで最後まで悩みましたが、(FP-1100の方が安かった)ソフトの多いX1にしたのです。
RS-232Cの事は、全く考えていませんでしたね。
(通信をしようとは思っていなかったので、その辺りは、てきとうさんが書かれている通りだと思います)

X1はBASICでお手軽に綺麗なゲームが作れるは良い点でしょうね。
やはり、フルカラー(8色)PCG機能の恩恵は大きかった。
・・とは言いながらもBASICのフリーエリア不足のデメリットもあったりしてBASICはすぐに使わなくなってしまいました。
私の場合、パソコン=ゲーム作りマシン(機械語を覚える為)だったので、ソレで良い・・・なんて納得していました。
使い込んでいくと、VRAMの並び方だとか、OUT(C),AでしかVRAMに書けなかったりとか不満は出てきたものの、「買ってよかったX1」と思ったものです。
しかも、デザインがカッコイイ!(←そこ重要だったんだな。当時のオレ)

デザインと言えば、この記事の初代X1(マニアタイプ)が一番好きでした。(私が購入したのは2世代後のX1CK)
ホントは、コッチが欲しかったんです。

てきとうさん江

> RS-232Cに関しては、FM-8から7になった時も碌に使わねーからとカットになりましたし、
> 当時の高くて貧弱な通信環境が必須の人はオプションで…という方が合理的ではありますよね。

確かにホビー用途ではあんまり必要ないですよね。ただ、あとあとになると必要になってくる
という……
今のPCと繋ぐとか。って、三十年経って最新パソコンと繋ぐ事自体当時考えられない
ことですが(笑

> ちなみに88のRS-232Cは安物で、スペック上のフルスピードで通信すると
> 文字落ちが多発する為(・o・)!、大半はソフト側で速度を半分まで落としてたとか聞きました。

そうでしたか、RS-232Cにもいろいろあったんですね……

> それでも少なすぎやろハドソーン!と…PCやFMだって32KBくらいは確保してましたしね(^^;

高性能BASICで大きくなりすぎたんでしょうかね。

> ところで…この月刊マイコン特集でのMZ-700記事、動作クロックの項に、
> 実質クロックと称して88や80の衝撃的な数値が並んでて驚きました(^^;
> 実際にベンチでも取ったんでしょうか?最初は誤植かと思いましたぜ。

あ、確かにそんな記述が……
感覚的にその数字で正しいような気もしますね、ベンチ取らなくても(笑

> この時代の雑誌は皆、ライターさんがちくちくNECに皮肉言ってて笑えますね(^^;

のちに対象がマイクロソフトに……(笑

トモカズさん江

> (FP-1100もPCG機能(単色)があったような記憶があるのですが、どうだったのでしょう?)

ベーマガに載ってるリストを見るとDEFCHR命令があるので、単色PCGがあるみたいです。

> X1はBASICでお手軽に綺麗なゲームが作れるは良い点でしょうね。
> やはり、フルカラー(8色)PCG機能の恩恵は大きかった。

あの機能はホントに憧れでしたよ。

> しかも、デザインがカッコイイ!(←そこ重要だったんだな。当時のオレ)

わたしもその頃パソコン選びの大きなポイントでしたね、デザイン。
確かにFM-7は事務機みたいな感じで、性能はいいんだけど……と思ってました。

> デザインと言えば、この記事の初代X1(マニアタイプ)が一番好きでした。(私が購入したのは2世代後のX1CK)

初代X1はパソコン史に残る良デザインだと思います。
シャープは筐体デザインにいいものが多いですよね。
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